Alipay(アリペイ/支付宝)とは?
Alipay(アリペイ)とは
中国アリババグループのAlipay(アリペイ/支付宝)は、タオバオをはじめとしたネットショップサイトで利用される、中国モバイルペイメント業界で約54%のシェア(2017年第一四半期・Ant Financial発表)を占める世界最大の第三者決済です。
利用者はAlipay(アリペイ)に会員登録し、商用サイトの支払画面からログインするか、モバイルアプリでQRコードを読み込んで支払い手続きをします。2018年1月時点で5億2,000万人以上の本人認証済みアクティブユーザーを抱え、世界中に450以上の金融機関パートナーがいます。日本では、2015年以来インバウンド施策として多くの店舗に導入されており、現在の導入店舗数は4万店に達します。
現時点で中国の消費者に最も親しまれていると言えるモバイルペイメントアプリであり、中国からのインバウンド客の獲得はもちろん、中国向けの越境ECに欠かせない決済手段です。
※決済代行のUnivaPayは、2015年よりAlipay店頭決済の代理店として、多くの加盟店様にAlipay決済の導入を支援しております。Alipayオンライン決済にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
Alipay(アリペイ)決済プラットフォームとは
中国アリババグループの「Alipay(アリペイ)決済プラットフォーム」は、アジアのQR決済アプリをひとつにまとめるプラットフォーム構想です。
Alipay(アリペイ)決済プラットフォームでは、UnivaPay StoreApp上でアジアの決済手段をまとめて利用できる構想のため、将来的にアジアの10億人の消費者を呼び込む効果が期待できます。
現在は店頭決済でのみ、ご利用いただけます。
現時点で中国の消費者に最も親しまれていると言えるモバイルペイメントアプリであり、中国からのインバウンド客の獲得はもちろん、中国向けの越境ECに欠かせない決済手段です。
※オンライン決済はAlipay(アリペイ)とWeChatPayのみ対応しております。
まずは香港と韓国から!
以前から提供していた「Alipay(アリペイ)」に加え、新たに香港の「Alipay(アリペイ)HK」、韓国の「Kakaopay」に対応しております。
8月1日より九州地域限定で利用開始しており、現在では日本全国でご利用可能です。
順次、アジア圏のQR決済銘柄を追加していく見込みです。
店頭でのAlipay(アリペイ)決済プラットフォーム
の使い方
従来から日本のほとんどのAlipay(アリペイ)加盟店で使われているのが、この方式です。
店舗掲示型はこちらをご覧ください。
「消費者提示型」は、訪日旅行客がスマートフォンなどの端末に支払い用のQRコードを表示し、それを加盟店スタッフがカメラ付きタブレットやレジの決済端末でスキャンし、決済する方式です。
Alipay(アリペイ)決済プラットフォームを導入する
メリット
1) アジア圏の旅行客を呼び込める
最もかんたんに店頭のAlipayを始めていただけるのが、この方式です。訪日旅行客の大半を占めるアジアの10億人の消費者にアプローチすることができます。
アジア圏からの旅行客の決済に対応することで、訪日旅行客にとって言葉の壁や換金手続きなどの負担を軽減でき、お店側も多言語対応することなく決済ができるため、売り上げ増加を期待できます。
2) 複数銘柄をまとめて契約
本来、銘柄ごとに契約をする必要がありますが、Alipay(アリペイ)決済プラットフォームで契約すると自動的に新しい銘柄が追加されます。
これまでの契約書を作成する負担を軽減することができます。
決済だけじゃない!生活に密着しているAlipay
Alipayで、できること一覧
Alipayは「ライフスタイル・スーパーアプリ」を標榜しており、金融を軸として様々なサービスを会員に提供しています。
個人信用力を点数化して活用する「芝麻信用」
O2O集客のためのクーポン機能(Alipay広告サービス)
加盟店さまの視点からは、クーポンやセールの情報をアップするなどの運用次第で、オンラインからの集客に期待できます。
消費者の視点からは、近くで人気がある(Alipay利用者が多い)お店を探す事や、海外で現地の方に現地語のショップ情報を見せ、道案内やタクシーでの到着をスムーズにする事ができます。
資産運用(MMF)の余額宝(ユー・ウ・バオ)
Alipayのウォレット残高は買い物に使うことだけでなく、資産運用に回す事もできます。最も特徴的なのは、いつでも払い出しが可能なファンドである、ということでしょう。
資産運用(MMF)の余額宝(ユー・ウ・バオ)
Alipay(アリペイ)HK
ユーザー数約200万人の香港のモバイル決済サービス。
中国本土のAlipay(アリペイ)と共同でキャンペーン・お年玉サービス・キャッシュバックを実施しています。
利用率は香港QR決済の中でトップです。
Kakaopay
ユーザー数2800万人の韓国初のモバイル決済サービス。
2019年Q1の3ヶ月で約1兆円の取扱高を達成しています。
資産運用(MMF)の余額宝(ユー・ウ・バオ)
これらの銘柄は、Alipayからの出資・提携が報じられているもので、今後、Alipay決済プラットフォームに組み込まれ
ることが期待できます。